Project/Area Number |
08209120
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Shimonoseki City University |
Principal Investigator |
山本 努 下関市立大学, 経済学部, 助教授 (60174801)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高野 和良 山口県立大学, 社会福祉学部, 講師 (20275431)
加来 和典 宮崎大学, 教育学部, 助教授 (80214261)
小林 久高 島根大学, 法文学部, 助教授 (30215355)
徳野 貞雄 広島県立大学, 経営学部, 助教授 (40197877)
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Project Period (FY) |
1996
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1996)
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Budget Amount *help |
¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
Fiscal Year 1996: ¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
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Keywords | 過疎地域 / 生活構造 / 地域志向 / 自殺 / 別居子 / 家族構成 / 地域社会学 / 都市住民 |
Research Abstract |
(1)本研究は過疎農山村地域の地域・生活問題に三つのアスペクトから接近した。すなわち、1、農村自殺の問題、2、農村家族の問題、3、農村をとりまく都市住民の地域意識の問題、の三つがそれである。1、2に関しては、過疎農山村の生活問題が、3に関しては都市居住者の農村評価が分析の主たる焦点である。用いるデータは、1では厚生省の人口動態統計、2では同じく厚生省の国民生活基礎調査、3では経済企画庁の国民生活選好度調査(平成3年度、東京・大阪の魅力、地方の魅力)となっている。 ただし、このうちミクロデータを利用できたのは、3の国民生活選好度調査のみである。その他の二つのデータは利用申請手続きの最終段階にある。したがって1と2の問題には、既存の公刊されたデータのみでアプローチをしたに留まる。また国民生活選好度調査の分析も、今後さらなる分析が予定されている。 (2)さらに(1)に付属する標本調査を宮崎県串間市と大分県日田郡中津江村で実施した。串間市では地域開発(特に原発立地問題)の諸問題が、中津江村では人口還流や地域意識の問題が分析された。
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