Project/Area Number |
08211233
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
加藤 毅 京都大学, 大学院・理学研究科, 助手 (20273427)
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Project Period (FY) |
1996
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1996)
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Budget Amount *help |
¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 1996: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | 符号数 / Lジーナス / 負曲率空間 / C^+環 |
Research Abstract |
Hirzebruchはは多様体の符号数をLジーナスと呼ばれるコホモロジーで表す符号定理を1950年代に証明している. 符号数の概念は,単連結でない場合に一般化されている. Hirzebruchの定理は,Lジーナスが多様体のホモトピー型にしかよらないことを意味するが,この単連結な多様体への拡張が問題となる. この問題は,多様体の基本群によって色々変わり,多様体の基本群になるような,無限群の性質に対する,自然な問題であると,考えられる. 無限離散群の性質を幾何学的立場から調べることは,さまざまに成されている.一つのモデルは,負曲率空間である. その性質のうちで,凸性に注目し,幾何学的な無限離散群の族を定義し,その性質を調べた. 特に,符号数の一般化のホモトピー不変性に対する,応用を行った. また,無限群に対するファイバー構造を考察し,べき零リー群の離散部分群などを含む,新しい無限離散群のクラスを定義した.その,等周不等式との関係なども論じた.
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Report
(1 results)
Research Products
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