Project/Area Number |
08232247
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
植村 栄 京都大学, 工学研究科, 教授 (70027069)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
須天 正和 京都大学, 工学研究科, 助手 (60025997)
大江 浩一 京都大学, 工学研究科, 助教授 (90213636)
藤本 博 京都大学, 工学研究科, 教授 (40026068)
|
Project Period (FY) |
1996
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 1996)
|
Budget Amount *help |
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 1996: ¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
|
Keywords | 粘土触媒 / アルケン酸化 / アルカン酸化 / プリンス反応 / 環境保全 / モンモリロナイト |
Research Abstract |
金属交換モンモリロナイト触媒の存在下1,4-ジオキサン中スチレン類とパラホルムアルデヒドとの反応により炭素-炭素結合生成反応が起こり(プリンス反応),アリール-1,3-ジオキサンが生成することを見出した。種々の金属について比較検討した結果,Ce,Fe,Dyなどが効果的であることを明らかにした。この触媒は何度も再使用可能な環境保全型触媒であることも確めた。含Ce,Dyモンモリロナイトを始め,数多くの含ランタニドモンモリロナイトの合成とその性状も明らかにした。さらに一歩研究を進め,モンモリロナイト層間に配位子を固定し(ビピリジル基),それにルテニウムを担持させた新規修飾モンモリロナイトを触媒とするt-BuOOHによるテトラリンとジフエニルエチレンの酸化を行い,ペルオキシ化合物,ケトン,アルコールなどを得た。また,この数年来にわたって行っている環境保全型触媒反応を総説としてまとめ石油学会誌に報告した。
|
Report
(1 results)
Research Products
(2 results)