プラスチックの燃料油化分解プロセス用液相接触固体触媒の開発
Project/Area Number |
08232258
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
阪田 祐作 岡山大学, 工学部, 教授 (70032951)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
武藤 明徳 岡山大学, 工学部, 講師 (00174243)
UDDIN Md.Azh 岡山大学, 大学院・自然科学研究科, 助手 (70263613)
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Project Period (FY) |
1996
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1996)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1996: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
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Keywords | プラスチック / 熱分解 / ポリオレフィン / 燃料油 / 固体酸触媒 / シリカ・アルミナ / メソポアシリカ / コ-ク生成 |
Research Abstract |
1・ポリエチレンやポリプロピレンの高分子溶融液を固体酸触媒と接触させて、高分子炭素鎖を切断する油化回収プロセスの可能性を実証した。 2・このことより、廃プラの分解速度を促進(プロセスの低温化)し、生成油組成・沸点の制御ができ、またコ-ク・残渣の低減を実現できる廃プラ再資源化を目指した新規触媒プロセスの開発設計の基礎データを提供できた。 3・固体酸点をもたず、孔径30〜40A^^○の大孔径シリカ多孔体を合成し、それが溶融プラスチックとの液相接触により、油回収速度も大きく、油回収率が固体酸触媒以上に向上し、炭素(コ-ク)析出を制御できる触媒作用をもつことを見出した。回分式繰り返し反応試験も実施済である。このことはメソポーラス反応場におけるマリモ状球体といわれる液状高分子の新しい触媒分解機構の可能性を示唆するものである。
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Report
(1 results)
Research Products
(3 results)