Project/Area Number |
08246102
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
中浜 精一 東京工業大学, 工学部, 教授 (90016410)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
澤本 光男 京都大学, 大学院・工学研究科, 教授 (90150325)
北山 辰樹 大阪大学, 大学院・基礎工学研究科, 教授 (60135671)
鈴木 将人 東京工業大学, 工学部, 助教授 (20179253)
相田 卓三 東京大学, 大学院・工学研究科, 教授 (00167769)
小林 四郎 東北大学, 工学部, 教授 (10026198)
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Project Period (FY) |
1996 – 1998
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1998)
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Budget Amount *help |
¥106,500,000 (Direct Cost: ¥106,500,000)
Fiscal Year 1998: ¥24,600,000 (Direct Cost: ¥24,600,000)
Fiscal Year 1997: ¥26,800,000 (Direct Cost: ¥26,800,000)
Fiscal Year 1996: ¥55,100,000 (Direct Cost: ¥55,100,000)
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Keywords | リビング重合 / 立体規則性ブロックポリマー / ABCトリブロック共重合体 / 両親媒性シーケンシャル高分子 / メゾポーラスファイバー / 末端反応性ポリマー / 均一ポリマー / 配位重合 / 立体特異性リビング重合 / グラフト共重合体 / メゾポーラスゼオライト / リビング配位重合 / 立体規制性ブロックポリマー / リビングカチオン重合 / メタロセン重合触媒 / リビング配意重合 |
Research Abstract |
(1) エノラート成長種にジアルキル亜鉛が配位したアニオン重合系を用いてアクリル酸エステル類とアクリルアミド類のブロック共重合をおこない、この重合系におけるエステルエノラートとアミドエノラートの反応性を検討した。その結果、前者の方が後者より反応性が高く、結合順序に注意すれば厳密に構造の制御されたブロック共重合体を合成できることを見いだした。さらに、親水性基、親油性基、およびパーフルオロアルキル基を側鎖に有し、ブロックシーケンスとセグメント鎖長の異なる各種ABCトリブロック共重合体を合成し、選択溶媒中での会合挙動を検討した。片末端にアントリル基、他末端に水酸基を有するPMMAを合成し、超臨界流体クロマトグラフィにより精製して均一ポリマーを得、縮合2量化および光2量化をおこなった。 (2) 3官能カチオンリビング開始剤により、疎水性と親水性セグメントからなるブロックポリマーを枝とする構造と鎖長が精密に制御された星型シーケンシャル高分子を合成し、その溶液挙動を検討した。これらの高分子は水溶液中で会合せず、ユニマーとして存在することを見いだした。 (3) チタノセンを固定したメゾポーラスゼオライトの空孔内アルミノキサンを用いてエチレンを重合したところ、結晶化度92%以上、直径100nmの繊維状ポリエチレンが得られることを見いだした。 (4) アレン化合物がNi錯体によりリビング配位重合し、その成長末端であるアリルNi種に対してヨウ化ベンゼン、臭化ベンジル、ベンズアルデヒドが定量的に反応することを見いだし、鎖末端への官能基の導入が可能になった。
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