Project/Area Number |
08264229
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | 宮崎医科大学 |
Principal Investigator |
堀井 由博 宮崎医科大学, 医学部, 講師 (30264378)
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Project Period (FY) |
1996
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1996)
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Budget Amount *help |
¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
Fiscal Year 1996: ¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
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Keywords | 癌遺伝子 / ost / Dbl / Rhoファミリー / FGFR2 / FRAGl / gene fusion |
Research Abstract |
我々は発現ベクター(λpCEV27)を用いてラットの骨肉腫細胞株からtransforming活性を有するいくつかのcDNAsを単離してきた。その中で新しい癌遺伝子ostを単離しその構造と機能について検討している。さらに、fibroblast growth factor receptor2(FGFR2)の活性化についても検討した。 1.ost癌遺伝子は、構造とその機能においてDbl癌遺伝子と類似点がある。Ost産物はDH(Dbl homology)領域とPH(Pleckstrin homology)領域を有している。Dbl癌遺伝子との類似点がありRhoファミリー低分子量G蛋白質(RhoA、Cdc42とRacl)を制御している。 2.ヒトost遺伝子の単離とその構造の解析については、現在進行中である。 3.fibroblast growth factor receptor 2(FGFR2)の活性型も同じ細胞から単離した。そしてFGFR2がFRAG1遺伝子(新たに単離した)とのgene fusionの結果transforming活性を獲得していることを明らかにした。
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Report
(1 results)
Research Products
(3 results)