Project/Area Number |
08266206
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
佐々木 毅 東北大学, 医学部, 教授 (50110656)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
柴田 忍 東北大学, 医学部・附属病院, 助手 (00271932)
亀岡 淳一 東北大学, 医学部・附属病院, 助手 (30261621)
星野 淳 東北大学, 医学部・附属病院, 講師 (60241600)
船渡 忠男 東北大学, 医学部・附属病院, 講師 (70165455)
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Project Period (FY) |
1996
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1996)
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Budget Amount *help |
¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Fiscal Year 1996: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
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Keywords | アンチセンスリボザイム / シスプラチン耐性 / シトシンアラビノシド耐性 / VH遺伝子 / B細胞 / 免疫グロブリンプロモーター |
Research Abstract |
薬剤不応性となったがん細胞の耐性獲得機序に関与する遺伝子を解析し,アンチセンスリボザイムによる分子標的治療の基礎的検討から以下の点についての知見を得た。 1.AraC耐性細胞のDifferential Display assayにて未知cDNAを単離した。耐性細胞ではdCK遺伝子発現が消失することを明らかにした。 2.シスプラチン耐性機序解明のため,c-fos遺伝子の発現増加が関与することを明らかにした。耐性を克服するためfosリボザイムを作製し,マウス移植腫瘍に直接導入する系を開発した。 ベクターを用いない修飾性リボザイムの開発とその有用性に関する基礎的検討を行った。 4.組織特異的発現系の確立を計った。このモデルとしてB細胞において特異的にリボザイムを発現させ,抗体産生を指標として検討した。ここでのリボザイム発現のために免疫グロブリンのプロモーターとエンハンサーを用い,B細胞に特異的に発現するベクター導入系を開発した。
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