ATP駆動型プロトントランスポーターとCl^-チャンネルの構造・機能・協関
Project/Area Number |
08268232
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
二井 將光 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (50012646)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岡 敏彦 大阪大学, 産業科学研究所, 助手 (40263321)
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Project Period (FY) |
1996
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1996)
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Budget Amount *help |
¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 1996: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
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Keywords | F型ATPase / プロトン輸送路 / 液胞型ATPase / Cl^-チャネル |
Research Abstract |
ATPによって駆動される、H^+トランスポーターについて詳細な研究を展開した。本年度は特に、液胞型ATPaseとF型ATPaseを中心に以下の成果を得た。 (1)F型ATPaseのプロトン輸送路サブユニットの1つである、アブユニットaの膜を横切るトポロジーを決定した。また、原子間力顕微鏡(AFM)によってFoの全体的な構造を明らかにした。 (2)液胞型ATPaseのプロトン輸送路を形成しているサブユニットの遺伝子が、線虫には3種存在していること、発現に細胞特異的性があることを示した。液胞型ATPaseと協同して、液胞系オルガネラ内部pHを調節しているCl^-チャネルに関して線虫を中心に研究を進め、遺伝子およびcDNAをクローン化し、欠失動物を作製した。 (3)液胞型ATPaseが膀胱の最外層の細胞の形質膜に存在し、膀胱内部を酸性化していることを明らかにした。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)