PCNA・plutonium遺伝子発現制御と染色体ドメイン境界領域結合因子
Project/Area Number |
08274225
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Aichi Cancer Center Research Institute |
Principal Investigator |
山口 政光 愛知県がんセンター, 研究所・生物学部, 室長 (00182460)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山岸 正裕 愛知県がんセンター, 研究所・生物学部, 主任研究員 (00220252)
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Project Period (FY) |
1996
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1996)
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Budget Amount *help |
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 1996: ¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
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Keywords | PCNA / ショウジョウバエ / 転写調節エレメント / 染色体ドメイン / 転写因子 / 遺伝子導入動物 |
Research Abstract |
1)PCNA遺伝子プロモーター内のBEAF結合サイト様配列(-87〜-62)に結合するタンパク因子は、その認識配列の特異性からBEAFと同一のものであると予想し、ゲルシフトアッセイにおいて抗BEAF抗体を用いたスーパーシフトアッセイを行なったが、予想に反して抗体添加の効果は認められなかった。この因子は少なくとも2種類の塩基配列を認識し、PCNA遺伝子の-87〜-62領域以外にもDREやURE領域、DNAポリメラーゼα遺伝子のDRE、さらにはDREF(DRE結合因子)遺伝子プロモーター内の複数の領域にも親和性を示すことが明らかとなった。私たちはこの因子をCFDD(common regulatory factor for DNA replication genes and DREF gene)と名づけた。 2)PCNAプロモーター内のCFDD結合サイトに変異を導入したPCNA-lacZ融合遺伝子を用いてトランスジェニックフライの系統を複数樹立し、各発生段階におけるlacZ発現レベルの定量を行った結果、このサイトがPCNAプロモーター活性を促進する機能をもつことがわかった。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)