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行動決定に関連した前頭前野ニューロン活動の解析

Research Project

Project/Area Number 08279209
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas

Allocation TypeSingle-year Grants
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

二木 宏明  東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (10073074)

Project Period (FY) 1996
Project Status Completed (Fiscal Year 1996)
Budget Amount *help
¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
Fiscal Year 1996: ¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
Keywords前頭前野 / サル / ニューロン活動 / 自己運動弁別課題 / ワーキングメモリー / 行動のプログラミング / 反応の結果のコーディング
Research Abstract

前頭前野は他の連合野からの入力を統合して、これから行う一連の行動のプログラミングに関与していると考えられる。これまで行われた前頭前野のニューロン活動の研究はWalkerの46野(主溝周辺部)を中心とするものであり、これより背側の9野に関しては、まったく手が付けられていないのが現状である。サルでの破壊実験では、この9野と46野が両側性に破壊されると、自分が決めた順序で3つの物体を1回に1つずつ選択していく課題や実験者が決めた順序に従って物体を選択する課題が阻害されることが知られている。以上のような従来の知見を踏まえて、本研究では、サルに自分で行った運動の違いに基づいて次に右または左に反応をさせる課題を訓練し、破壊実験の結果から推測してこの課題にcriticalと考えられる9野よりニューロン活動を導出記録し、この課題との対応関係を調べることにした。
9野では、この課題の遂行に重要な、自分の行った運動に関する情報のコーディングに関与しているニューロンが多数見出された。中でも興味深いのは、自己運動の情報のワーキングメモリーに関与しているニューロンが見出されたことである。これらの知見は背側前頭前野が自己運動の情報処理に関与していることを示唆している。

Report

(1 results)
  • 1996 Annual Research Report

URL: 

Published: 1996-04-01   Modified: 2016-04-21  

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