HLAクラスI・ペプチド複合体が形成するT細胞エピトープの多様性の解析
Project/Area Number |
08282207
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
滝口 雅文 東京大学, 医科学研究所, 助手 (00183450)
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Project Period (FY) |
1996
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1996)
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Budget Amount *help |
¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
Fiscal Year 1996: ¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
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Keywords | HLAクラスI / T細胞エピトープ / ペプチド / 多様性 / 抗原提示 / 細胞傷害性T細胞 |
Research Abstract |
研究目的:我々はT細胞エピトープの同定に、いままでの方法とは異なった方法、すなわちMHCクラスI分子に結合する自己抗原ペプチドのモチーフよりCTLエピトープを同定する方法(リバース・イムノジェネティックス法)を以前に確立した。この方法を用いてHLAクラスI分子が提示する様々なウイルス蛋白由来のCTLエピトープを多数同定し、さらにこれらのエピトープに対するCTLクローンを作製してCTLのエピトープ認識を詳細に検討する。 研究成果:HLA-B^*3501,-B^*5101および-A^*2402結合自己抗原ペプチドのモチーフに一致したprimary anchorをもったHIV-1およびHCV由来のペプチドを多数合成し、RMA-Sトランスフェクタント細胞を用いたHLAクラスI stabilization assayによってそれぞれのHLAクラスIに結合するペプチドを同定した。結合したペプチドのシークエンスを解析し、primary anchor以外でこれらのHLAクラスI分子への結合に重要な役割を果たしている部位(secondary ancrhor)を決定した。 HLA-B35およびHLA-A24をもったHIV-1感染者のPBLを、HLA-B^*3501,-A^*2402結合HIV-1ペプチドで刺激し、特異的CTLを誘導することによりHIV-1 CTLエピトープを同定した。HLA-B^*3501分子によって提示される9種類、HLA-A^*2402分子によって提示される11種類のHIV-1 CTLエピトープが同定できた。これらのエピトープに対するCTLクローンをすべて作製し、このクローンを用いてこれらの20種類のエピトープを確認した。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)