Project/Area Number |
08282231
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Sapporo Medical University |
Principal Investigator |
佐藤 昇志 札幌医科大学, 医学部, 助教授 (50158937)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
菊地 浩吉 札幌医科大学, 医学部, 教授 (00045345)
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Project Period (FY) |
1996
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1996)
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Budget Amount *help |
¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
Fiscal Year 1996: ¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
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Keywords | hsp / 抗原ペプチド / TAP / MHC class I / ER / DSG |
Research Abstract |
1)hsc70とTAP分子の会合 T1細胞を可溶化し、抗TAP抗体(Dr.Crosswellより供与)で免疫沈殿物を作製、SDS-PAGE後ウェスタンブロットし、抗hsc70抗体(3a3抗体)で会合の有無を決定した。その結果、抗TAP抗体免疫沈殿物の分子量70kDa付近に3a3で検出されるバンドが明らかに認められた。つまり、TAP分子はhsc70と複合体を形成していることが判明した。解離されることも判明した。さらにこの会合はhsc70と選択的に反応する薬剤として知られているmethyl deoxyspergualin (meDSG)により完全に阻害された。従って、hsc70とTAP分子の結合はmeDSGがhsc70に結合する部分を介しての会合と推測することができる。 2)hsc70による抗原ペプチドのERへの移入増強 tyrosinase抗原ペプチドTyr-Met-Asn-Gly-Thr-Met-Ser-Gln-ValはTyrで^<125>Iラベルを行った。このペプチドがERに移入されたことの指標はAsn-Gly-ThrのモチーフがER内でglycosylationされることを利用し、ConAのaffinity columnを利用しglycosylated peptideとして精製し、^<125>I-Tyrの放射活性で定量化した。ERのソースとしてはラビットのreticulocyte microsome fractionを使用した。その結果、hsc70添加によりtyrosinase抗原ペプチドのERへの移入がBSAに比し、2倍近く明らかに増強した。このことはhsc70が自身の基質結合部に結合する抗原ペプチドをTAP分子を介しERに効率的に移入する機能をもつことを示している。
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