2次元電気泳動法による特定遺伝子欠失変異株の遺伝子産物のマッピング
Project/Area Number |
08283219
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | 宮崎医科大学 |
Principal Investigator |
中山 建男 宮崎医科大学, 医学部, 教授 (60031712)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
福岡 拓哉 宮崎医科大学, 医学部, 助手 (60253845)
武知 進士 宮崎医科大学, 医学部, 助手 (10222100)
高見 恭成 宮崎医科大学, 医学部, 講師 (80236356)
|
Project Period (FY) |
1996
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 1996)
|
Budget Amount *help |
¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
Fiscal Year 1996: ¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
|
Keywords | 2次元電気泳動法 / 枯草菌 / 蛋白質パターン / 遺伝子欠失変異株 / アミノ酸配列 |
Research Abstract |
本年度の本研究課題の成果としては、以下のことが明らかに出来た。 ●特定遺伝子を欠失した多数の枯草菌変異株の蛋白質を系統的に分析し、変化した産物を特定するための2D-PAGEの装置として、ファルマシア社のMultiphorIIで最も高い再現性が得られることがわかった。 ●赤い再現性を得るためには、1次元および2次元ゲルともプレキャストゲルが有効であった。 ●枯草菌の蛋白質は、全体的に狭いpH範囲に集中しており、1次元ゲルはpH4-7の使用が有効であった。 ●上記pH範囲からずれる蛋白質はpH4-6,pH6-10ゲルを用いて分析が可能であった。 微量蛋白質を同定するため、高感度の銀染色法が有効であった。 ●幾つかのDNA結合蛋白質欠失変異株を用いて予備的に分析した結果、2D-PAGEで蛋白質スポットの変化が認められた。 ●2D-PAGE後、メンブレンにエレクトロブロットし、幾つかの蛋白質スポットのアミン酸配列を気相シーケンサを用いて決定したところ、かなり微量でも可能であることが明らかになった。
|
Report
(1 results)
Research Products
(2 results)