カオス科学の新展開-自己組織化自然システムの探求-
Project/Area Number |
08354005
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 企画調査 |
Research Field |
物性一般(含基礎論)
|
Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
相澤 洋二 早稲田大学, 理工学部, 教授 (70088855)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
林 初男 九州工業大学, 情報工学部, 助教授 (00108664)
松本 隆 早稲田大学, 理工学部, 教授 (80063767)
藤坂 博一 九州大学, 理学部, 助教授 (40156849)
佐野 雅己 東北大学, 電気通信研究所, 助教授 (40150263)
金子 邦彦 東京大学, 教養学部, 教授 (30177513)
|
Project Period (FY) |
1996 – 1997
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 1996)
|
Budget Amount *help |
¥2,700,000 (Direct Cost: ¥2,700,000)
Fiscal Year 1996: ¥2,700,000 (Direct Cost: ¥2,700,000)
|
Keywords | カオス統計力学 / オン・オフインターミッテンシィ / 制御カオス / カオスコンピューティング / 複雑系 / ホメオカオス / 量子カオス / カオスの生物学的意義 |
Research Abstract |
重点領域研究申請を目的として準備調査を行った。 カオス研究は、さまざまな専門分野の組織が互いに交流を行いながら、有機的に、また全体的に新しい科学と技術の可能性を将来にむかって実現しようとしている。各分野間の相互理解と研究成果の正しい認識はますます重要になってきている。特に、生命現象、生理現象と工学システムの研究、物理現象、数学理論の進歩、さらに実験と理論など学問分野を越えた交流はもとより不可欠である。それと共に、各分野の中でも一つ一つの垣根を越えた交流が強く望まれる。 学際的な研究と分野横断的な交流、さらに専門分化しすぎた研究活動を若い研究者にもわかりやすく魅力的に紹介しあえる努力、そして重点領域研究をスムーズに進める為に多くの作業をしなければならない。重点領域研究に申請した5つの基本テーマ、 テーマ1:「数理班」カオス解析の新手法の開発 テーマ2:「物理班」大自由度カオスの測定解析手法の確立 テーマ3:「生命班」生物におけるカオスの機能的役割の解明 テーマ4:「工学班」制御カオスによるシステム構築 テーマ5:「遊撃班」複雑系に対するカオスモデル構築 それぞれにわたって、世界における研究動向の分析、計画の確認と再検討を行なった。また共同研究の立案作業を目的として、次の研究者会議を開催した。 第一回研究会、12月29日〜12月30日、参加者約30名 第二回研究会、1月24日〜1月25日、参加者約30名 これを受けて、平成9年2月、「カオスの解明と制御」の重点領域研究の申請を行なった。
|
Report
(1 results)
Research Products
(6 results)