Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
有馬 眞 横浜国立大学, 教育学部, 教授 (10184293)
吉田 勝 大阪市立大学, 理学部, 教授 (30047112)
太田 陽子 専修大学, 文学部, 教授 (80017714)
岡田 博有 九州大学, 理学部, 教授 (60037182)
土 隆一 静岡大学, 名誉教授
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Budget Amount *help |
¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
Fiscal Year 1996: ¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
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Research Abstract |
本研究は,ユネスコと国際地質学連合が共同で推進しているIGCP(国際地質対比計画)において,日本人がリーダーを務めるプロジェクト4つと国内にワーキンググループが組織されているプロジェクト7つの代表者が,地球46億年の歴史における海洋プレートの運動に伴う海洋地域の変遷やそれに対応する大陸の離合集散とテクトニクスを解明し,地圏,水圏,気園,生物圏の相互作用によって引き起こされる地球環境変動を具体的に明らかにすると共に,IGCPが21世紀に向けて提唱している"Geoscience in the Service of Society"に向けて日本が果たすべき役割を実現するための企画について議論を深めることを目的として組織された.研究代表者および分担者は,平成8年6月14日および9月27日の2回東京で,また,平成9年2月16日には神戸で会合をもち,各プロジェクトの活動状況や今後の活動について情報を交換すると共に(添付資料参照),とくに国際協力事業を推進するに当たっての問題点について議論を進めた.また,平成9年2月15・16日には,とくに第三紀および第四紀に関るプロジェクトを中心に,IGCP特別シンポジウム「最近地質時代の地球環境」を神戸大学で開催した(添付資料参照).とくに,初日の「第四紀後期における急速な海岸環境の変化」は,多くの人の関心を呼び,100人近い多彩な参加者で大変盛会であった.ポスター(添付)を作成して公報に務めたこともあるが,一般の人を含めて環境問題への関心が高いことを示しており,今後もこのような活動を続けて人類社会に貢献していきたい.なお,シンポジウムの成果は,月刊地球の特別号として公表する事が決定している.
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