サブヘルツ安定化レーザーを用いた超高性能光学素子計測技術の開発と応用
Project/Area Number |
08555012
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 展開研究 |
Research Field |
Applied optics/Quantum optical engineering
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Research Institution | The University of Electro-Communications |
Principal Investigator |
植田 憲一 電気通信大学, レーザー極限技術研究センター, 教授 (10103938)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
潟岡 泉 日本航空電子中央研究所, 開発部長
大橋 正健 国立天文台宇宙計量部門, 助手 (80213833)
米田 仁紀 電気通信大学, レーザー極限技術研究センター, 助手 (00210790)
西岡 一 電気通信大学, レーザー極限技術研究センター, 助教授 (70180586)
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Project Period (FY) |
1996 – 1997
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1997)
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Budget Amount *help |
¥10,900,000 (Direct Cost: ¥10,900,000)
Fiscal Year 1997: ¥4,500,000 (Direct Cost: ¥4,500,000)
Fiscal Year 1996: ¥6,400,000 (Direct Cost: ¥6,400,000)
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Keywords | 超高安定化レーザー / サブヘルツ / 超高品質ミラー / 光学薄膜 / レーザー結晶 / 屈折率分散 / 加熱脱離法 / 光学素子洗浄 / 周波数安定化レーザー / 光学素子 / 洗浄 / イオンビームスパッター / 白色干渉計 / 散乱 / 共振器 |
Research Abstract |
超高安定レーザー計測では超高性能光学ミラーでの反射率、散乱強度の2次元空間分解測定だけでなく、共振器を構成する2枚のミラーのパラメータ分離が3枚合わせ法を考案することで初めて可能となった。これにより、絶対計測された超高品質ミラー単体という新たな基準器を手に入れることになり、今後の超高品質ミラー計測における適応性が大きく拡がった。光学パラメータ計測では屈折率の温度計係数が3桁以上の精度で測定ができるようになった。測定波長域も近紫外から近赤外域まで広がり、現在、特に高出力レーザー使用され結晶内の温度上昇が問題となっている非線形結晶の波長分散・温度係数測定や広いバンド幅を要求される超短パルスレーザー結晶などのパラメータを系統立てて測定しているところである。 イオンビームスパッタリング技術としては大面積化に適したRFガンの初期クラスター化のような現象が観測されたが、イオンガンの最適化を行うことで従来の小面積装置同等の膜質が得られる見込みがついている。 光学素子の新たな評価として超高真空チャンバー内での遠赤外レーザー加熱による脱ガス種測定およびこれによる有機汚染物質のクリーニングが提案され、実際のシステムが構築された。これにより蒸着膜内に含まれる水分量やその膜生成方法による差、各種クリーニング法(クリーニングペ-パ-洗浄、スピンクリーナ法、超純水洗浄、真空加熱法)による汚染除去の定量評価が初めて可能になった。現在光の散乱測定と同時計測することで得られた汚染除去量と光学パラメータの関係も明らかになりつつある。 以上のように、昨年から続けて行われてきた高品質ミラーならびに超高安定レーザーを利用した高精度測定技術の開発は同時に様々な全く新しい評価法、計測法を開発するという広がりを見せた。本研究で得られたシステム、方法、パラメータのすべてが今後の光学素子製造や評価の中核をなすことになるであろう。
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Report
(2 results)
Research Products
(11 results)