Project/Area Number |
08640068
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Algebra
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Research Institution | Rikkyo University |
Principal Investigator |
塩田 徹治 立教大学, 理学部, 教授 (00011627)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
青木 昇 立教大学, 理学部, 助教授 (30183130)
木田 祐司 立教大学, 理学部, 助教授 (30113939)
藤井 昭雄 立教大学, 理学部, 教授 (50097226)
河井 壮一 立教大学, 理学部, 教授 (40062624)
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Project Period (FY) |
1996
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1996)
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Budget Amount *help |
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 1996: ¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
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Keywords | モ-デル・ヴェイユ格子 / 代数曲線 / ランク / 種数 |
Research Abstract |
今年度の最大の成果は、任意の種数g>1に対し、代数曲線で、そのヤコビ的様体のモ-デル・ヴェイユ格子のランクrが少くとも49+7(r≧4g+7)なるものの存在の構成的証明が得られたことである。これは、1954年国数数学者会議でネロンが公表したr≧3g+7なるものの存在、を大幅に改善する。 種数g=2のときの実験的成果から、一般の種数の場合への拡張に当たって、モ-デル・ヴェイユ格子の理論の新たな展開が可能となり、これが上の結果に結びついた。
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