Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
角田 秀一郎 奈良女子大学, 理学部, 教授 (60144424)
武田 好史 奈良女子大学, 理学部, 助教授 (50227039)
高橋 世知子 奈良女子大学, 理学部, 助教授 (60031689)
小林 毅 奈良女子大学, 理学部, 助教授 (00186751)
上田 勝 奈良女子大学, 理学部, 助教授 (80193811)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1996: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
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Research Abstract |
研究代表者は主に曲面の芝形構造についての研究を,曲面上の正則曲線の正則ホモトピー,頂点,正規曲線の組合せ論的観点から考察した.この研究により,球面上の2頂点曲線の決定,頂点の個数の新たな評価を得た.またH.Tanioとの共著論文では新たな正則ホモトピー不変量を見出し,トーラス上の曲線の場合,すでに知られている回転指数との関連も見出した. 分担者上田勝はSL_2(LR)等質空間の幾何構造について重み半整数のモジュラー型式の理論を展開し,数論における成果を得た. 分担者小林毅は3次元多様体の組み合わせ論的構造,双曲構造について研究を行い,単著論文および,M.Kobayashi,D.Hearthとの共著論文でその成果を発表した. 分担者武田好史は代数曲線上のグループスキームについて成果をあげた. 分担者高橋世知子,角田秀一郎はそれぞれ複素構造,教論的多様体の大域解析の研究をした. 研究代表者は分担者の協力のもとで研究集会を企画するなど,国内,国外の研究者との交流もはかり研究の遂行をした. 紙面の関係もあり,個々の研究成果をここですべて述べることはできないが,多様体の幾何構造について当初の研究目標は達成されたと考える.
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