レベルスペクトロスコピー Kosterlitz-Thouless転移への新手法
Project/Area Number |
08640479
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
物性一般(含基礎論)
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Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
野村 清英 東京工業大学, 理学部, 助手 (70222205)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岡本 清美 東京工業大学, 理学部, 助手 (40152342)
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Project Period (FY) |
1996
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1996)
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Keywords | KT転移 / レベル・スペクトロスコピー / 量子スピン鎖 / Haldane問題 |
Research Abstract |
1次元量子系・2次元古典系でKosterlitz-Thouless転移を起こすものは2次相転移とは異なりmarginalな相転移のためmassgapの発生が極めてゆるやかであり、又対数補正の存在のため臨界点と臨界指数を有限サイズスケーリングで求めるのが困難であった。この問題について臨界点でmarginalとなる複数のoperatorについて繰り込み群の計算をした結果、KT転移点上で対数補正まで含めた縮退があることが示せた.本研究ではこれを数値計算に応用した.具体的モデルとしては、S=1/2に、1交換ボンドスピン鎖を扱った.Haldane予想とも関連するS=1の場合、純粋なXYの場合に予想していなかった縮退が見られた.また、FF-AF鎖の磁化の量子ブラト-(やはりKT転移)も研究した.
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Report
(1 results)
Research Products
(4 results)