渦鞭毛藻ペリディニュウム目のシストと遊泳体の対応関係に関する研究
Project/Area Number |
08640593
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Stratigraphy/Paleontology
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Research Institution | Nagasaki University |
Principal Investigator |
松岡 數充 長崎大学, 教養部, 教授 (00047416)
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Project Period (FY) |
1996
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1996)
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Budget Amount *help |
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1996: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | 渦鞭毛藻 / シスト / ペリディニウム目 |
Research Abstract |
異なった環境を備える大村湾と大船渡湾で,生シストを含んでいる表層堆積物を簡易重力式コアラーで採取し,表層部2cmまでをシストの発芽実験を開始するまで,冷蔵庫で保存した.その後,ステンレス製の篩で堆積物を処理し,20umの篩上に残ったフラクションから生シストを培養容器に拾い出し,発芽実験を実施した. 培養対象種としてペレディニュウム目のTrinovantedinium capitatum,Brigantedinium majusclum,の他Tuberculodinium vancamposeを選び出した.その結果,Trinovantedinium capitatumと同定されたシストから,Protoperidinium conicumが発芽してくることが確認された.それは遊泳細胞の1'の幅が広いこと,縦溝域が後方中央部にまで到達していないこと,後角の先端がやや太くなり,その先端に刺を備えることなどに基づいている. またBirigantedinium majusculumと同定されるシストを培養した結果,発芽した細胞はProtoperidinium pentagonumと同定されるシストを培養した結果,発芽した細胞はProtoperidinium petntagonumと同定された.それは遊泳細胞が前後にやや押しつぶされていること.横溝の段差がその幅程度食い違っていること,腹域がややへこんでいることによる.従来の見解ではT.capitatumがProtoperidinium pentagonumのシストであるとされ,Selenopemphix quantaがProtoperidinium conicumでのシストであると考えられてきたが,今回の研究ではそれらが否定されることとなった. さらにTuberculodinium vancampoaeの培養実験から,このシスソはhypocys型ではなく,epicyst型の発芽孔を持つことが明らかになった.
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Report
(1 results)
Research Products
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