Project/Area Number |
08650064
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Applied physics, general
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
高井 義造 大阪大学, 工学部, 助教授 (30236179)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
生田 孝 大阪電気通信大学, 工学部, 教授 (20103343)
木村 吉秀 大阪大学, 工学部, 助手 (70221215)
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Project Period (FY) |
1996 – 1997
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1997)
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Budget Amount *help |
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 1997: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1996: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
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Keywords | ホローコーン照明 / 焦点位置変調型画像処理 / 能動型画像処理 / 球面収差補正 / 非点収差補正 / コマ収差補正 / 無収差観察 / 超解像電子顕微鏡 |
Research Abstract |
本研究は、焦点位置変調能動型画像処理法にホローコーン照明法を併用することで非回転収差である非点収差とコマ収差を除去し、完全な無収差観察を実現することを目的として2年計画で行われた。 これまでに得られた成果を以下に列記する。 (1)焦点位置変調能動型画像処理法により、回転対称収差である球面収差の除去に関する応用論文を3編、実時間処理に関する論文を3編作成した。 (2)この方法を生物無染色試料の観察に応用し、緑膿菌鞭毛の無染色位相像観察に成功した。(投稿論文1編)今後さらに応用を広げて生体試料の無染色高コントラスト像観察法を確立したい。 (3)ホローコーン照明を併用した焦点位置変調能動型画像処理により、従来より高分解能で球面収差が除去できることを確認した。(投稿論文2編、特許出願中) (4)ホローコーン照明法と画像シフトを伴う複数枚画像積分処理により、非点収差が近似的に補正できることを確認した。(論文審査中) (5)光学顕微鏡を用いて非点収差とコマ収差の分離抽出に成功、併せてフーリエ面での位相フィルタリング処理により完全無収差像を得ることに成功した。(論文を執筆中)
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Report
(2 results)
Research Products
(12 results)