Project/Area Number |
08650440
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
情報通信工学
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
浜田 望 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (80051902)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山下 勝己 琉球大学, 工学部, 教授 (60158152)
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Project Period (FY) |
1996
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1996)
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Budget Amount *help |
¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Fiscal Year 1996: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
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Keywords | ラティスフィルタ / アレイ信号処理 / 適応フィルタ / ビームフォーミング / ノイズキャンセラ- / スペクトル推定 / 信号強調 / 波動信号処理 |
Research Abstract |
以下の3点について研究を行い成果を得た。 1.本研究で提案した一般化構造2次元ラティスフィルタに関し以下の考察を行った。 ・2次元アレイ信号に適応ラティスフィルタによる線スペクトル追従アルゴリズムを適用したときの特性解析およびシミュレーションを行った。 ・適応ラティスフィルタを用いた零特性(ヌル)によるノイズ成分の除去アルゴリズムを提案した。 2.アレイ信号による線形予測モデルを用いた適応スペクトル推定について以下の考察を行った。 ・適応ラティスアルゴリズムの収束特性を向上させるブロック処理法について、3つの新しい方法を提案し、その収束速度の向上を確認した。 ・2次元ARモデルのスペクトルピーク特性を考慮して、2つの4分の1モデルの重み付き平均による推定精度の向上を果たし、それを用いた信号の到来方向のトラッキングを行う方法の有効性を示した。 3.アダプティブビームフォーマ-の設計に(1)で提案したラティスフィルタを適用し、それにより特性の向上が得られることを示した。 ・所望信号の拘束条件を設定した前置処理部を持つビームフォーマ-に2次元ラティスフィルタを適用し、干渉信号の到来方向に強いノッチ特性をもたらすことができた。 ・一般化サイドローブキャンセラにラティスフィルタを適用し、ノッチ特性の実現に有効であることを示した。
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Report
(1 results)
Research Products
(5 results)