産廃処分場遮水シートの突刺しに対する抵抗力評価に関する研究
Project/Area Number |
08650581
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Geotechnical engineering
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Research Institution | Nihon University |
Principal Investigator |
森 芳信 日本大学, 工学部, 教授 (80059691)
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Project Period (FY) |
1996
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1996)
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Budget Amount *help |
¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Fiscal Year 1996: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
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Keywords | ジオメンブレン / 産廃処分場 / 遮水シート |
Research Abstract |
産業廃棄物の最終処理場にもちいられるジオメンブレンは、引張りや突刺しなどの色々な力を受けて破損する恐れがある。しかしその設計方法は確立されていない。実際の現場では地盤の礫や廃棄物中のコンクリート片などにより破損する。したがってジオメンブレンの単体の引張り試験や引裂き試験をするだけではなく、CBR貫入試験機を利用した突刺し試験を行ない単体材料試験との結果を比較した。さらに現場状態に対応するよう、実際の礫による破損を調べるためにチャンバータイプの試験装置を開発した。この装置は敷き詰めた礫の上にメンブレンを置き、空気圧によりメンブレンを礫に押し付けるもので、圧力とメンブレンの伸び、破損の関係を詳しく調べることができる。この装置により、3種のジオメンブレン材について実験を行なった結果、単体材料での試験結果やCBR貫入試験方法での結果とは異なる結果を得た。さらにこの試験方法を確立するため、礫の大きさや形状、配置による影響と再現性を調べた。その結果、伸び量や破損時圧力には材料による相違を明瞭に示すが、各材料毎では破損時の伸びや圧力の再現性にバラツキが見られた。そのためより多くの種類の礫を用いた実験を行ない、より良い材料評価方法を検討中である。
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)