黒ボク土における土壌微生物バイオマスリンの動態と添加有機物との関連
Project/Area Number |
08660333
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Zootechnical science/Grassland science
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
河野 憲治 広島大学, 生物生産学部, 助教授 (50034476)
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Project Period (FY) |
1996
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1996)
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Budget Amount *help |
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 1996: ¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
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Keywords | 土壌微生物バイオマス / バイオマスリン / バイオマス炭素 / 黒ボク土 / 有機物 / 代謝回転 |
Research Abstract |
1.a)精密実験圃場内のコンクリート枠で黒ボク土に有機物(オガクズ堆肥、籾殻堆肥)投入区と非投入区および植物栽培区と無栽培区を設け,b)土壌培養実験で黒ボク土に有機物(オガクズ堆肥、籾殻堆肥)添加、無添加区を設け^<32>P添加処理し、微生物バイオマスリンの動態を解析すべくAEM(陰イオン交換膜)法によるバイオマスリンの測定を開始した。しかしBDH社から新規に購入したAEMが同じ製品名にもかかわらず従来のAEMと全く異なり機能しないこと、また目下、BDH社で従来のAEMの製造が不能であることが判明した。現在、バイオマスリンの測定に支障を生じており、他の測定法について予備実験をし検討中である。 2.a)精密実験圃場(マサ土)で同炭素量の牛糞堆肥、オガクズ堆肥、籾殻堆肥投入区、化学肥料対照区を設けてトウモロコシを栽培した。b)マサ土に有機物(牛糞堆肥、オガクズ堆肥、籾殻堆肥)添加、無添加区を設け25℃で60日培養した。経時的にバイオマスC, PとCO_2放出量などを測定してバイオマスC, P量と添加有機物との関係を解析した結果、バイオマスC, P量は添加有機物によって大きく異なり、それは主として添加有機物の分解率、特に添加有機物の易分解性画分量に起因することなどを明らかにした。(日本土壌肥料学会1997予定)
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)