血管平滑筋における血小板由来成長因子受容体遺伝子の発現調節
Project/Area Number |
08670797
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Circulatory organs internal medicine
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Research Institution | Ehime University |
Principal Investigator |
北見 裕 愛媛大学, 医学部・附属病院, 助手 (10234270)
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Project Period (FY) |
1996
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1996)
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Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 1996: ¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
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Keywords | 血管平滑筋 / 血小板由来成長因子 / 受容体 / 遺伝子発現 / 細胞増殖因子 / 血管壁再構築 / サイトカイン / CCAAT結合タンパク |
Research Abstract |
血小板成長因子(PDGF)は血管壁再構築の過程で重要な因子であることが知られている。血管壁におけるPDGF受容体(α,β)遺伝子の発現調節を担う細胞特異的な転写制御因子を同定し、それによる発現調節機構を明らかにするため、ラットゲノムDNAから両受容体遺伝子5^1-上流域をクローニングした。その転写活性に最も重要な働きをするシス・エレメントをルシフェラーゼ・アッセイやゲルシフト・アッセイなどで検討した結果、両受容体遺伝子とも転写開始点の上流100bp以内に存在するCCAATボックスが必須であることが明らかにされた。スーパーシフトでは、CCAATボックスに結合するタンパクは、両受容体遺伝子間で異り、α-受容体ではC/EBPが、β-受容体ではCTF/NF1であることが示された。C/EBPとCTF/NF1との間には競合的作用も認められ、CCAAT結合タンパク・スーパーファミリー間の相互作用による転写調節系の存在が示唆された。培養血管平滑筋細胞やバルーン傷害血管壁の検討では、受容体タンパク発現部位やサイトカインをはじめとする細胞増殖因子に対する反応性は両受容体間で異なっており、また一方では血管再構築の過程で産生・分泌される各種メディエーターを介するクロストークの存在も示唆された。
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Report
(1 results)
Research Products
(4 results)