Project/Area Number |
08671221
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Hematology
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
小池 正 新潟大学, 医学部附属病院, 助教授 (30170161)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
古川 達雄 新潟大学, 医学部附属病院, 助手 (00272849)
高橋 益広 新潟大学, 医療技術短期大学部, 教授 (90179531)
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Project Period (FY) |
1996
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1996)
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Budget Amount *help |
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 1996: ¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
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Keywords | 好塩基球 / ペルオキシダーゼ |
Research Abstract |
本研究の目的は好塩基球に存在するペルオキシダーゼの性状を検索し、その機能を明らかにすることである。多能性幹細胞株であるKU812はIL3添加で好塩基球に分化する。この系を用いて次の点が明らかになった。 1)光学顕微鏡でペルオキシダーゼ陽性である。 2)RT-PCRで検索するとMPO(myeloperoxidase)は陰性であるが、EPO (eosinophil peroxidase)は陽性である。 3)蛍光顕微鏡で検索するとEPOが陽性であるが、MPOは陰性である。 4)電子顕微鏡でペルオキダーゼ陽性顆粒は好塩基球類似顆粒である。 5)EPOとMPOの共通塩基組成をもとに新たなperoxidaseが存在するかどうか探索したが、現時点ではみつかっていない。 好塩基球ペルオキシダーゼは好酸球のペルオキシダーゼと抗原性を同一にしていることが明らかになった。今後さらに研究を進める。
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