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分子生物学を基礎にしたPGE_1の静脈内投与法の検討

Research Project

Project/Area Number 08671803
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Section一般
Research Field Urology
Research Institution山梨医科大学

Principal Investigator

金井 直明  山梨医科大学, 医学部, 助手 (40194881)

Project Period (FY) 1996
Project Status Completed (Fiscal Year 1996)
Budget Amount *help
¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
Fiscal Year 1996: ¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
Keywordsプロスタグランジン / 輸送体 / 分子生物学
Research Abstract

オ-タコイドたるプロスタグランジン(以下PG)の不活性化は主に肺でなされるが、その不活性化にはPGの種類によって選択性がある。この選択性を決めているのは細胞内にある不活性化酵素(15-hydroxy PG dehydrogenase)ではなく、細胞膜の通過性を決定しているトランスポーターである。プロスタグランジンE1製剤は透析患者に多い慢性動脈閉塞症、手術麻酔中の血圧コントロールなどに臨床応用されているが、肺で90%以上が不活性化されるため、必要量の約10倍を静脈内注入している。この不活性化を防ぐためトランスポーターのlnhibitorの同時投与を検討した。まず適当なlnhibitorを検索するためスクリーニングアッセイ系を次の様に分子生物学的に確立した。Lacオペレーターを有するpOP13CATヴェクターにラット及びヒトプロスタグランジントランスポーター(以下PGT)cDNAをそれぞれ組込んだ。さらにLacリプレッサーを組み込んだプラスミドと共にHeLa細胞へ導入しStable cell lineとした。この系はIPTG投与によりPGTの発現を誘導出来る。このアッセイ系を利用して保有しているプロスタノイドのスクリーニングを開始したところである。また分子生物学的スクリーニングとin vivoでの効果を合わせて比較検討するためラットを使った簡便なin vivoアッセイシステムもセッティングした。in vivoでのPGの不活性化はPGTへの親和性に比例しており、PGTを用いた分子生物学的アッセイシステムが今後有用な情報をもたらすものと期待される。このまま継続してスクリーニングを続ける予定である。

Report

(1 results)
  • 1996 Annual Research Report

URL: 

Published: 1996-03-31   Modified: 2016-04-21  

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