正常近位尿細管上皮、血管内皮細胞および腎癌細胞における細胞間コミュニケーション
Project/Area Number |
08671835
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Urology
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Research Institution | Iwate Medical University |
Principal Investigator |
藤岡 知昭 岩手医科大学, 医学部・泌尿器科学, 教授 (80173409)
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Project Period (FY) |
1996
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1996)
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Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 1996: ¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
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Keywords | 腎癌 / 細胞間コミュニケ-ニョン / 発癌 / 活性型ビタミンD / ギャップ結合 / 分化・誘導 / 発癌予防 / 癌治療 |
Research Abstract |
1.scalpe-loading dye transfer法によりヒト近位尿細管細胞(Clonetics Corp.)はギップ結合を保っているが、腎癌培養株(Caki-1,ACHN,A-498)ではその消失していることを確認した。さらに、ヒト正常近位尿細管細胞を、段階的濃度の活性型ビタミンD_3である1_α25(OH)_2D_3で処理することによりギャプ結合状態機能の状態が増強されることを明らかにした。 2.ヒト正常近位尿細管細胞を、発癌プロモーターである12-0-tetradecanoylphorbol-13-acetete(TPA)で段階的な時間処理しすることによりギャップ結合機能が弱化し、一方、1α,25(OH)_2D_3を添加し、ギャップ結合機能の回復が温存されることを示した。 以上の事項が解明されたことにより、活性型ビタミンD_3により細胞間コミュニケーションの回善・維持による発癌予防および分化・誘導による新たな治療法の概念の可能性が示唆される。
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)