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ラット切歯におけるアポトーシス関連遺伝子の遺伝子組織化学的解析

Research Project

Project/Area Number 08672091
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Section一般
Research Field Morphological basic dentistry
Research InstitutionTokai University

Principal Investigator

田中 理  東海大学, 医学部, 講師 (80207076)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 阿部 寛  東海大学, 医学部, 教授 (40151104)
Project Period (FY) 1996
Project Status Completed (Fiscal Year 1996)
Budget Amount *help
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1996: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Keywordsラット / 切歯 / エナメル芽細胞 / 象牙芽細胞 / 歯髄細胞 / 増殖 / 細胞死 / BrdU
Research Abstract

囓歯類の切歯は常生歯として常に萌出を続けていることが知られている。その構成細胞であるエナメル芽細胞、象牙芽細胞、歯髄細胞は萌出に伴い常に増殖し、供給されている。これまでは、象牙芽細胞が前象牙芽細胞だけから供給されるのか明らかではない上に、象牙芽細胞や歯髄細胞について、臼歯歯胚と同様に漠然と歯胚領域で増殖しているという報告しかなかった。歯根膜細胞の増殖や移動については詳細は明らかではない。
B6C3系マウスを用い、核酸のマーカーであるBrdUとそのホモログであるIrdUで分裂細胞をラベルし、パラフィン切片を作成してそれらの分裂と移動を追跡した。さらに細胞分裂のS期のマーカーである抗PCNA(proliferating cell uncleae antigien)抗体との二重染色によっても検討した。
その結果、以下の結論が得られた。歯髄の細胞も根突部辺縁に明確な増殖帯を有し、エナメル芽細胞や象牙芽細胞とほぼ同じ速度で切端部に向かって移動する。前象牙芽細胞の一部はその近傍の歯髄の細胞から供給される可能性がある。歯根膜細胞も根突孔よりやや切端部よりに増殖帯を持ち切端部に向かって移動する。抗PCNA抗体との二重染色によって内エナメル芽細胞および象牙芽細胞さらに歯髄細胞いずれにも、移動せずに増殖帯にとどまる細胞が存在し、それが再度分裂することが示された。これらの細胞は常に従来よりも限定された増殖帯で供給され、個々の細胞がそれぞれの場によって分裂増殖能の保持または獲得がなされているのではないかと考えられた。またやがて何らかの機序で細胞死を引き起こすことが強く示唆された。

Report

(1 results)
  • 1996 Annual Research Report
  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 田中理: "マウス切歯根尖部増殖細胞の移動について;象牙芽細胞は前象牙芽細胞からのみ補給されるか" 解剖学雑誌. 71. 391- (1996)

    • Related Report
      1996 Annual Research Report

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Published: 1996-04-01   Modified: 2016-04-21  

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