Project/Area Number |
08680054
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
家政学
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Research Institution | Tokyo Metropolitan College |
Principal Investigator |
大竹 美登利 東京都立短期大学, その他部局等, 教授 (40073564)
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Project Period (FY) |
1996
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1996)
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Budget Amount *help |
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 1996: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
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Research Abstract |
生データ(ミクロデータ)により、Unpaid Workである家事労働を中心とした2ヶ国の生活時間の比較を行い、日本の特徴を抽出した。日本のデータは、大竹が1995年に雇用労働者夫妻を対象に行った調査で、男子は雇用者、女子は無職、パート、フルタイムの勤務の東京の郊外の多摩ニュータウン在住の既婚夫妻203組の平日と休日と土曜である。 オーストラリアは、オーストラリア統計局が1992年に国民を対象に行ったサンプル調査(オーストラリア調査)の結果である。オーストラリアのデータ7056の中から、日本のデータに合わせて、大都市に住む既婚者で、男子は雇用者、女子は無職、パート、フルタイムの者結果、男子は平日832名、土曜213名、日曜305名女子は平日982名、土曜198名、日曜287名を抽出した。 また、生活時間分類は日本は54分類、オーストラリアは99分類となっている。現在、国際的な研究者のネットワークでは、各国で独自に行われている生活時間調査を国際比較する方向を模索しており、その1つに23の共通のカテゴリーで集計するものがある。基本的にはこの生活時間分類に合わせて、両者のデータを再集計した。 2つのデータを比較可能にするために上記のようにデータを調整た。両者を比較した結果、フルタイムで働く平日の男女の仕事時間は、日本の方が長い。逆に余暇活動やUnpaid Workのである家事労働は非常に低い。その他、妻の職の有無・勤務形態別、収入階級別、子供の年齢階級別、職業別などで分析を行った。
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