Budget Amount *help |
¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Fiscal Year 1996: ¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
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Research Abstract |
(1)植物の葉以外の部位の気孔の顕微鏡観察を行い,以下のものの気孔の観察画像を得た. ピ-マン(果実)のへた,ミカン(果実)の表皮,レモン(果実)の表皮,キヌサヤ(果実)の表皮,キュウリ(果実)の表皮,モヤシ(茎)の表皮,バナナ(果実)の表皮,ニンニク(鱗茎葉)の表皮,ナガネギ(鱗茎葉)の表皮,タマネギ(鱗茎葉)の表皮,アスパラガス(茎)の表皮,カイワレ(茎)の表皮,インゲン(果実)の表皮,チューリップ(鱗茎葉)の表皮,サボテン(茎)の表皮. これらの画像は,S-VHS録画を行った.また,同時にカラープリンターによるTP用紙や印画紙への印刷を行った. (2)大学院および学部の講義で,葉以外の部位の光合成活動のメカニズムを示す材料として,これらの顕微鏡画像をOHPで提示し,教材としての評価・検討を行った. (3)これまで発表してきた光合成教育に関する論文などをWWW(ホームページ)で公開した.ホームページでの公開および「理科教育メーリングリスト」での電子メール交流などを通じて,「ピ-マン問題」に関する関心が高まった. (4)これらの交流により,小学校(三重県),中学生(愛知県),高校生(埼玉県),大学生(東京大学・北海道教育大学)の「ピ-マンの実は光合成するか」あるいは「植物の葉以外の部位は光合成するか」に関する一般的認識状況が見えてきた.
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