Project/Area Number |
08680415
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Intelligent informatics
|
Research Institution | Chubu University |
Principal Investigator |
吉村 ミツ 中部大学, 経営情報学部, 教授 (60109311)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
龍岡 亮二 中部大学, 経営情報学部, 助教授 (60227098)
足達 義則 中部大学, 経営情報学部, 教授 (00115669)
|
Project Period (FY) |
1996 – 1997
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 1997)
|
Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 1997: ¥300,000 (Direct Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 1996: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
|
Keywords | 旅行小切手 / 署名照合 / 背景画像の除去 / カラー画像処理 / 署名の切り出し / 筆者認識 / seymeutation(セグメンテーション) / 背景除去 |
Research Abstract |
1.署名の性質:(1)off-line署名について:日本人の署名と外国人の真署名との比較を行った。外国人(インドネシア人)署名の誤照合率は日本人署名に比べて低く半分の約4%であった。(2)on-line署名について:タブレット上においた紙に筆圧をはかれるボールペンで書いたon-line署名はoff-line署名のように安定してはいなかった。(3)日本人のデザイン署名について:日本人およびインドネシア人が(2)と同様な方法で書いたデザイン書名は練習を積み重ねて行くことによりその誤照合率は低くなりon-lineの場合0%になった。 2.背景画像の除去(カラー情報の利用):(1)旅行小切手署名領域に限定した場合,スポット状のノイズを残して署名部分を取り出せることがわかった。署名を構成するストロークの太さは色情報の影響に大きな差異を与えていた。(2)KL展開により光の3原色の分布構造を調べた結果、3原色をほぼ1/3で合成した量が90%以上の寄与を示した。この量を用いて署名のかなりの部分を取り出せ、他の色差分布により署名周辺に残るノイズ部分を低減できた。ただし、筆記具に黒以外を用いた場合はKL展開の結果は大きく変わった。 3.背景画像の除去(ニューラルネットワークの利用):旅行小切手の署名欄にある2ドット幅のガイドラインを除去して署名のみを抽出することをニューラルネットワークで種々検討した。その結果比較的容易なマスクによるガイドライン除去とニューラルネットワークによる補間というハイブリッド法を利用できることがわかった。 4.照合法の検討:日本人の日本字署名を構成要素に切り出して照合するsegmentation & verfication法を開発した。 5.研究成果をまとめ内外に発表し、報告書を作成した。
|
Report
(2 results)
Research Products
(14 results)