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NHCクラス工遺伝子の分子進化と多型性獲得機構の解明

Research Project

Project/Area Number 08680751
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Section一般
Research Field Molecular biology
Research InstitutionFujita Health University

Principal Investigator

橋本 敬一郎  藤田保健衛生大学, 総合医科学研究所, 講師 (70192268)

Project Period (FY) 1996
Project Status Completed (Fiscal Year 1996)
Budget Amount *help
¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
Fiscal Year 1996: ¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
KeywordsMHC / クラスI / 多型性
Research Abstract

原始的脊髄動物、軟骨魚類サメのMHCクラスI遺伝子の多型性の検討
筆者らは、まず、サメのcDNAライブラリーより、MHCクラスI遺伝子のクローンを単離し、その全構造を明らかにした。更に、MHCクラスI遺伝子の多型性を検討するために、計7匹のサメの臓器からmRNAを調製し、RT-PCRにより、発現されているMHCクラスI遺伝子を単離し、その塩基配列を解析した。サメのMHCクラスI遺伝子には、2lociが存在することが明かとなった。7匹のサメは、すべてAlocus遺伝子を有しており、そのうちの3匹がBlocus遺伝子を1コピーのみ有していた。サメMHCクラスI遺伝子がコードする分子は、他の脊椎動物の古典的MHCクラスI分子と比較すると、トリプトファンなど、多くの立体構造的及び機能的に重要と考えられるアミノ酸を有していた。また、抗原ペプチド末端との結合に携わるアミノ酸が保存されており、哺乳類古典的MHCクラスI分子と同様に、ペプチドを抗原として結合することが予想された。また、サメMHCクラスI遺伝子は、非常に高い多型性を示した。Alocus遺伝子では、7匹から単離された14配列のうちで、13種類の異なる配列が得られた。また、数種類の配列モチーフがいろいろな組み合せで現れていることが明らかとなった。多型性獲得機構として、base substitutionと、その後のselectionの他に、recombinationのメカニズムが関与している可能性が示唆された。

Report

(1 results)
  • 1996 Annual Research Report

URL: 

Published: 1996-04-01   Modified: 2016-04-21  

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