パ-タベーション・アナリシスによる待ち行列モデルの動的制御に関する研究
Project/Area Number |
08750478
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
System engineering
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
三好 直人 京都大学, 工学研究科, 助手 (20263121)
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Project Period (FY) |
1996
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1996)
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Budget Amount *help |
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1996: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | 通信システム / 待ち行列理論 / 離散事象システム / シミュレーション / 摂動解析法 / 感度分析 / 確率近似法 / 希少事象推定 |
Research Abstract |
研究課題遂行のため,以下の基礎的研究を行った. ●特性の異なる種々のトラヒックをもつ通信システムを,複数の客のクラスをもつ待ち行列としてモデル化し,パ-タベーション・アナリシスを用いて,それぞれのクラスの客のサービス時間の分布のパラメータに関する感度推定を行なった. ●離散時間型の待ち行列モデルに対する感度推定法を提案した. ●パ-タベーシヨン・アナリシスによって得られる勾配の推定値を用いた制御パラメータの更新手続きを示し,定常な入力を持つ待ち行列に対して,更新ごとのパラメータの値がつくる確率過程に,弱い意味での定常解が存在することを示した. ●バ-タベーション・アナリシスをポアソン埋め込み法と呼ばれる考え方と組み合わせることにより,稀少事象を短時間で推定する手法を提案した. ●上記の理論的結果を実際にシミュレーションを行い検証した.
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Report
(1 results)
Research Products
(3 results)