都市マスタープランの方法論的研究-イタリアの事例分析-
Project/Area Number |
08750716
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Town planning/Architectural planning
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
宮脇 勝 北海道大学, 工学部, 助手 (30280845)
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Project Period (FY) |
1996
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1996)
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Budget Amount *help |
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1996: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | 都市マスタープラン / 風景計画 / イタリア / 新業務地区 |
Research Abstract |
わが国における都市マスタープランの策定方法およびその内容について議論が高まっている中、欧米の先行事例の研究も求められており、イタリアの事例について研究を行なった。特に、都市マスタープランの拠り所となっている都市計画法の内容に加え、マスタープランの普及プロセス、マスタープラン中で重要な内容となっている風景計画や新業務地区の計画について明らかにした。 具体的には、古いマスタープランの事例として、ローマ市、ナポリ市、ボロ-ニャ市を扱い、近年の事例として、ローマ市、トリノ市の場合を明らかにした。また、風景計画の内容として、アッシジ市、サン・ジミニャ-ノ市、ベルガモ市、オルヴィエト市の内容を明らかにした。以上の成果のうち、都市計画法の内容、マスタープランの位置づけ、風景計画の内容について、学会論文(日本都市計画学会)、雑誌論文(造景第7号)に発表した。この他、都市環境デザイン会議北海道ブロックなどで講演会を行なった。 結論として、イタリア各地にある個性的な都市政策のあらましを理解することができた。
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)