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ニワトリ栓球由来細胞増殖因子の遺伝子解析

Research Project

Project/Area Number 08760316
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Applied molecular and cellular biology
Research InstitutionHiroshima University

Principal Investigator

堀内 浩幸  広島大学, 生物生産学部, 助手 (80243608)

Project Period (FY) 1996
Project Status Completed (Fiscal Year 1996)
Budget Amount *help
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1996: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Keywordsニワトリ / 栓球 / 増殖因子
Research Abstract

本研究では、ニワトリ栓球由来細胞増殖因子の遺伝子クローニングを目的に(1)細胞増殖活性を阻害する単クローン抗体の選抜(2)抗体スクリーニング法を用いた増殖因子遺伝子のクローニングを試みた。増殖因子を複数含有することが示唆されているニワトリ栓球無血清培養上清(TSP)を免疫原に作出した約400のマウスハイブリドーマクローンの培養上清を用いて、Vero細胞及びニワトリ胚線維芽細胞(CEF)に対するTSPの増殖活性阻害試験を行ったが、阻害活性を示すクローンの選抜はできなかった。TSP中には多種多様な増殖因子が存在するものと考えられ、1種類の増殖因子の活性を阻害しても全体の増殖活性の阻害を検出することが困難であると考えられた。そこで、TSPをゲル濾過により部分精製し、得られた分画の増殖活性をCEF及びVero細胞を用いて測定した。その結果、細胞種で異なる分画に増殖活性のピークが検出された。現在この分画を用い抗体による阻害活性を測定中であり、既に数種の阻害活性を有するクローンを選抜している。今後これらのクローンから得られる単クローン抗体を用いた抗体スクリーニングを計画している。また、既知の血小板由来増殖因子であるHGFおよびPDGFの遺伝子発現をこれらの増殖因子塩基配列をもとにPCRプライマーを合成し、栓球RNAを用いたRT-PCRを行った。その結果、HGFプライマーを用いたRT-PCRでは、HGF like proteinをコードする遺伝子断片2種とPDGFプライマーを用いた場合ではPDGFA鎖と相同性を持つ4種の遺伝子断片が得られた。
今後、上記阻害抗体および遺伝子断片を用いて栓球cDNAライブラリーから栓球由来増殖因子の遺伝子クローニング進め、遅れている鳥類の増殖因子の研究に情報を提供したいと考えている。

Report

(1 results)
  • 1996 Annual Research Report

URL: 

Published: 1996-04-01   Modified: 2016-04-21  

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