• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to previous page

イムノPCRによる薬物の高感度スクリーニング法の開発に関する研究

Research Project

Project/Area Number 08770314
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Legal medicine
Research InstitutionKochi Medical School

Principal Investigator

中西 祥徳  高知医科大学, 医学部, 助手 (10217763)

Project Period (FY) 1996
Project Status Completed (Fiscal Year 1996)
Budget Amount *help
¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 1996: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Keywordsイムノアッセイ / イムノPCR / フェノバルビタール
Research Abstract

イムノPCRによるフェノバルビタール(PhB)の特異的検出法の確立を目的とし、PhB水溶液を用いて最適反応条件の検討を行った。基本操作(基本系)は、まずマイクロタイタ-プレート上に一次抗体(抗PhBマウスIgG)を固相化後、PhB水溶液(10μg/ml)100μlを添加し反応させる。次に一次抗体の変性および解離(変性〜解離)を行い、グルタールアルデヒドでPhBをウエル上のタンパクに固定する。これにDNA標識二次抗体(抗PhBウサギ血清/DNA複合体)を反応させ、DNA断片をPCR増幅して検出する。変性/解離条件を決定するため、1Nおよび5N HCl、1〜0.25NNaOH、メタノールおよびプロテアーゼを作用させ、それぞれ70℃で20分〜2時間の加熱を行った。DNA標識二次抗体を反応させた後の洗浄(最終洗浄)条件についても検討した。以上の検討の他7種の対照実験((1):一次抗体およびPhBを加えないもの、(2):一次抗体のみを加えないもの、(3):PhBのみを加えないもの、(4):DNA非標識二次抗体を用いたもの、(5):PhBを加えずDNA非標識二次抗体を用いたもの、(6):(3)について変性/解離を行わないもの、および(7):(5)について変性/解離を行わないもの)を行った。その結果、1N HClを添加し70℃で2時間加熱して変性/解離を行い、最終洗浄では10分間の洗浄を10回行うことで、基本系およびPhBが直接ウエル上に固相化された対照実験(2)、変性/解離を行っていない対照実験(6)および(7)においてPCR産物が観察された。しかしその他の対照実験においても、非特異的に残存したごく僅かなDNAによりPCR産物が認められる場合があるなど、良好な再現性が得られず実用には至っていない。現在、DNAの非特異的残存を抑制するため、固相媒体にマイクロタイタ-プレートよりも表面積の少ないピンプレートを用いて検討中である。

Report

(1 results)
  • 1996 Annual Research Report

URL: 

Published: 1996-04-01   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi