遺伝性自己免疫疾患関連遺伝子のポジショナルクローニング
Project/Area Number |
08770331
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
内科学一般
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
浅川 修一 慶應義塾大学, 医学部, 助手 (30231872)
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Project Period (FY) |
1996
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1996)
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Budget Amount *help |
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1996: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | ポジショナルクローニング / 自己免疫疾患 / APECED / BAC / 21q22.3 / KNP-1 / PWP2 / エキソントラッピング |
Research Abstract |
Autoimmune polyglandular disease type 1(APECED)のマップされている21q22.3上のマーカーMX1-D21S171間約3Mbの領域に関してBAC/コスミドクローンの整列化(コンティグ)を行い2.5Mbをカバーした。これらのコンティグのうちLJ-104-PFKL-D21S154を含む400kbについてエキソントラッピング法を適用して22個のエキソンを単璃した。それらのうち6エキソンは既知遺伝子PFKL(2エキソン)、EHOC-1(4エキソン)に、また2エキソンは既知cDNA,PWP2に帰属された。未同定エキソンをプローブとしてcDNAライブラリースクリーニングを行い1個の遺伝子KNP-1(1エキソン)のcDNAを単璃し、その全構造を決定した。さらにのべ150kbにおよぶゲノムDNAの塩基配列を行いPWP2、KNP-1遺伝子のゲノム構造を明らかにした。また数種のヒト組織別ノーザンブロットを用いてKNP-1の発現の組織特異性を明らかにした。既知遺伝子との相同性を比較検討した結果KNP-1はゼブラフィッシュのES1、大腸菌のSCRP27Aとの相同性がみられたがともに機能が明らかでないため、KNP-1の機能も不明である。遺伝子のゲノム配列をもとにPWP2、KNP-1の各エキソンを増幅するPCRプライマーを作製した。現在疾患家系に特異的な塩基置換等の有無を調べている。
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Report
(1 results)
Research Products
(3 results)