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GBウィルス感染の頻度と肝病変に関する遺伝子学的検討

Research Project

Project/Area Number 08770404
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Gastroenterology
Research InstitutionSt. Marianna University School of Medicine

Principal Investigator

菅田 文彦  聖マリアンナ医科大学, 難病治療研究センター, 助手 (80226414)

Project Period (FY) 1996
Project Status Completed (Fiscal Year 1996)
Budget Amount *help
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1996: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
KeywordsHGV / GBV-C / HBV / HCV
Research Abstract

持続的または一過性の肝機能異常を呈したHAV、HBV、HCV陽性患者および非ウイルス性肝炎患者、血液疾患患者、慢性関節リウマチ患者においてその血清100ulよりRNAを抽出しGBV-C/HGVの5′UTR領域を増幅するプライマー対を用いたRT-PCRにより慢性関節リウマチ患者の検出を行った。HAV陽性者および血液疾患患者においては各10例中陽性者は認められなかった。HBV陽性者では134例中11例(8.2%)、HCV陽性者では207例中16例(7.7%)、非ウイルス性肝炎患者では46例中1例(2.2%)、慢性関節リウマチ患者では131例中15例(11.4%)のGBV-C/HGV-RNA陽性者が認められていた。それぞれの陽性症例については現在GBV-C/HGVのNS3領域とNS5領域を増幅するプライマー対を用いてRT-PCRを行い各領域での検出感度および遺伝子構造の検討を行っている。今回の結果ではHBV、HCV陽性患者および非ウイルス性肝炎患者の慢性患者において、肝病変の進行度によるGBV-C/HGVの陽性率の差はみとめられておらず、GBV-C/HGVの肝病変に対する関与はさらなる検討が必要と思われた。また陽性者のウイルス型はすべてNew type(アジア型)であり遺伝子型による肝機能、肝病変への差についての検討はなされなった。非ウイルス性肝炎患者でGBV-C/HGV陽性者に関しては経時的にGBV-C/HGV-RNAの検出を行ったが、一時的に陰性化することもあり肝機能と相関については充分な検討がさらに必要であると思われた。慢性関節リウマチ患者ではGBV-C/HGVの陽性率が11.4%と高く、GBV-C/HGVが非肝疾患に関連する可能性が示唆されており、現在陽性患者の滑膜細胞および関節液でのGBV-C/HGV-RNAの検出と陽性者のGBV-C/HGVの塩基配列の決定の実験を行っている。

Report

(1 results)
  • 1996 Annual Research Report

URL: 

Published: 1996-04-01   Modified: 2016-04-21  

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