Project/Area Number |
08770487
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Circulatory organs internal medicine
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Research Institution | Yamagata University |
Principal Investigator |
白壁 昌憲 山形大学, 医学部, 助手 (10241697)
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Project Period (FY) |
1996
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1996)
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Budget Amount *help |
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1996: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | 冠動脈攣縮 / 炎症 / サイトカイン / 免疫組織学的検索 / in situ hybridization |
Research Abstract |
本研究は臨床症状から冠攣縮性狭心症と考えられ冠動脈造影で冠攣縮が誘発され、同部位が十分な亜硝酸剤投与後も狭窄度75%程の器質的冠狭窄病変を有する症例を対象とする。本年度は対象となる症例が1例であった。本症例で冠攣縮が誘発された部位の肥厚した冠動脈内膜や中膜をDCA(経皮的冠動脈内アテローム切除術)により切削し冠動脈組織を採取し病理組織学的に検討した。これまでの報告にあるようなリンパ球、肥満細胞、好酸球、単球等の炎症細胞の出現は認められなかった。本研究では冠攣縮と炎症やサイトカインとの関わりを検討するのが目的であるが、各種のサイトカインにおける免疫組織学的検索やin situ hybridizationによる検討は1例のみのサンプルでは色々と無駄が生じるため症例数を増やしてから行う予定である。現在は対象となる症例の蓄積中である。
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