Budget Amount *help |
¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 1996: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Research Abstract |
1.ストローマ細胞に対するモノクローナル抗体の作成 ストローマ細胞をラットで免疫し,通常の方法でモノクローナル抗体を作成することを試みているが,スクリーニングに際してストローマ細胞に特異的い染まる抗体を得るのが困難で,いまだ満足すべきモノクローナル抗体を作成するに至っていない. 2.ストローマ細胞のSCIDマウス生体内での分布と形態の観察. ストローマ細胞株を蛍光色素で標識し,SCIDマウスに注入し,継時的に薄切切片を作成してその皮膚における分布ならびに形態を蛍光顕微鏡あるいは共焦点レーザー顕微鏡を用いて観察することを試みているが,in vitroにおいて蛍光色素でストローマ細胞を染色し得ても,それをin vitroに戻した際,すぐに蛍光色素が代謝されてしまい,in vivoでのストローマ細胞の観察はうまくいっていない. 3.三次元培養系でのストローマ細胞の培養と,免疫担当細胞との相互作用 間質細胞株をコラーゲン等の細胞間基質を含んだ半固形培地内で培養し,とり得る形態を位相差ないし電子顕微鏡で観察する.人口真皮を用いて,その上にストローマ細胞株をsuspensionにしてその上に播き,通常の培地で培養後固定,観察したが,こうした条件下ではストローマ細胞は膠原線維上に点状に分布し,明瞭な形態をとらなかった.
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