Project/Area Number |
08770723
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Radiation science
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
村上 卓道 大阪大学, 医学部, 助手 (20252653)
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Project Period (FY) |
1996
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1996)
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Budget Amount *help |
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1996: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | 画像診断学 / MRI / 造影剤 / Gd-EOB-DTPA / 肝機能障害 / 三次元画像 |
Research Abstract |
1,2.0mL/kgのCC14を腹腔内に注入し重度の肝障害を起こしたラット群、0.5mL/kgのCC14-0.25で軽度の肝障害を起こしたラット群、2mL/kgの生食を注入したコントロール群と、異なる程度の肝障害を起こさせた3群のラットをつくり、それぞれにGd-EOB-DTPA0.03mmol/kgを静注し、肝のMRIにおける造影能を比較した。造影能は肝の障害の程度が強いほど低下し、造影剤の排泄時間は障害の程度が強いほど遅延した。また、肝障害の程度による造影能や排泄能の変化は、ICG testやプロトロンビン時間のデータと相関しており、Gd-EOBーDTPAの造影能から肝機能が推測できることが明らかとなった。 2,肝左門脈枝のみを外科的に30分間、90分間結紮した群と、コントロールとして開腹術のみを行ったラットにGd-EOB-DTPA,0.05mmol/kg静注して、肝のMRIにおける造影能を比較したところ、90分結紮群の肝左葉に比して30分結紮群およびコントロール群の左葉造影能は有意に低下し、造影剤排泄時間は有意に遅延した。一方、門脈結紮を行わなかった右葉は正常の造影能を示し、Gd-EOBーDTPAの造影能から部分肝機能が推測できることが明かとなった。 3.以上の画像をコンピューターに取り込み、三次元画像用ソフトにて肝全体をトレースし、肝の三次元画像が作成できた。閾値設定で造影能を分離することによって、三次元的に障害肝部分と正常肝部分の表示を行うには、コントラストが不十分であったが、用手的には可能であった。ハード、ソフトの改良によって、閾値設定で分離可能にする予定である。
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Report
(1 results)
Research Products
(3 results)