Project/Area Number |
08770735
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Radiation science
|
Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
畠中 正光 九州大学, 生体防御医学研究所, 助手 (40253413)
|
Project Period (FY) |
1996
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 1996)
|
Budget Amount *help |
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1996: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
|
Keywords | 筋分化 / 骨格筋 / 緩和時間 / MRI |
Research Abstract |
実験動物はウサギを用い、ペントバルビタールにて麻酔下に実験を行った。 MRI装置はGE社製Signa Advantage 1.5Tを用い、Extremity coilを使用した。目的とする筋肉の位置決め後、T1緩和時間の計測にはInversion Recovery系列を、T2緩和時間の計測にはSpin Echo系列を用いた。Inversion Recovery系列ではT1時間を6種類、Spin Echo系列ではTE時間を6種類変化させて得られたdata pointsからNon linear regressionによってパラメーターの推定を行いT1,T2緩和時間を計算した。 slow twitch muscleとしては、soleusを、fast twitch muscleとしてはgastrocnemiusおよびextensor digitorum longusを選定した。 T2緩和時間に関してはslow twitch muscleの値の方が大きいとの結果が出ているが、実験数が十分でなく結論には至っていない。今後実験数を増やしより正確に評価していく予定である。 緩和時間の差の原因に関しては、slow twitch muscleでは筋小胞体構造が発達し細胞外液の割合が高いためとする意見(Polak.J.F.Investigative Radiology)があるが、この説が正しいとするT1,T2緩和時間ともにslow twitch muscleの値の方が大きくなると考えらえ、研究結果と矛盾し説明することはできない。原因に関しては、血流、筋小胞体構造、収縮関連蛋白アイソホーム等との関連について現在研究を進めている。
|