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中脳腹側被蓋ドーパミン細胞の投射部位と発火パターンに関する研究

Research Project

Project/Area Number 08770762
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Psychiatric science
Research InstitutionToyama Medical and Pharmaceutical University

Principal Investigator

江守 賢次  富山医科薬科大学, 附属病院, 講師 (70262524)

Project Period (FY) 1996
Project Status Completed (Fiscal Year 1996)
Budget Amount *help
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1996: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Keywords腹側被蓋 / ドーパミン / 発火パターン / 細胞外記録
Research Abstract

中枢神経系ドーパミンニューロンには単発と群発の2種類の発火パターンがあることが知られている。単発に比べ群発の発火でより強力なドーパミンの放出が生じると考えられており、実際、電気刺激や薬物による群発発火増加によって放出が著しく促進されることが証明されている。精神分裂病と強い関わりがあると考えられている中脳腹側被蓋(A10)のドーパミン起始細胞の発火パターンを指標にして向精神薬のドーパミン放出に対する作用がこれらの投射部位の違う細胞によって異なるのかどうかを検討することを目的とした。
今年度は、基礎実験として麻酔下のラットを用い、側座核および前頭前野に刺激電極を挿入した後、A10のドーパミン細胞の発火を微小電極法により細胞外シングルユニットで記録した。逆行性刺激を行い、活動電位を誘発し、誘発が全か無であること、刺激に対して1対1対応していること、誘発潜時が一定していること、collisionが観察されること等を指標に、その投射部位を同定した後、データレコーダーに記録すると同時にチャートレコーダーで発火のレートヒストグラムを記録した。安定して記録できるものでは、さらに、アポモルフィンを静注して、その感受性を定量した。現在、バースト解析などの解析システムを開発しており、今後データレコーダーにストックしたデータを用いオフラインによる解析も併せて検討して行く予定である。

Report

(1 results)
  • 1996 Annual Research Report

URL: 

Published: 1996-03-31   Modified: 2016-04-21  

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