Budget Amount *help |
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1996: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Research Abstract |
経口糖負荷は経静脈糖負荷に比しより多くのインスリン分泌を引き起こすことが知られているが,このインクレチン作用を有する物質として,近年,glucagon-like peptide(GLP)-1(7-36)amideが注目されている。しかしながら,従来のGLP-1アッセイはその他のpre-proglucagon産物を同時に測定してしまうため,GLP-1(7-36)amide分泌動態の詳細な検討のため,サンドイッチ法によるGLP-1(7-36)amide特異アッセイの確立を考えた。 GLP-1(7-36)amideC端並びにN端特異モノクロナル抗体を作成することを目的として,合成GLP-1(27-36)amide並びに合成GLP-1(7-16)をウシ血清アルブミンにてコンジュゲーション,Freund完全アジュバントとともにBalb/cマウスの免疫化を試みた。脾細胞をSp2/0ミエローマ細胞と細胞融合後,培養液上清を125I-GLP-1(7-36)amideとの結合率を用いてスクリーニングを行ったが,陽性細胞を得ることが出来なかった。GLP-1(7-36)amideのアイソトープラベリング並びに精製に問題がないか,またはTris-Tricineポリペプチド電気泳動/ウエスタンブロッティングによるスクリーニング法を検討中である。
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