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新生児期の創傷治癒過程における細胞骨格の三次元的構築に関する研究

Research Project

Project/Area Number 08770933
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field General surgery
Research InstitutionKitasato University

Principal Investigator

瀬崎 晃一郎  北里大学, 医学部, 助手 (20216542)

Project Period (FY) 1996
Project Status Completed (Fiscal Year 1996)
Budget Amount *help
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1996: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Keywords細胞骨格 / 創傷治癒
Research Abstract

本研究の目的は、新生児期の創傷治癒に関して胎児期及び成熟期との比較検討をすることにある。ことに新生児期の細胞骨格が創傷治癒過程においてどのように変化していくのか検討することにある。また細胞骨格が三次元的にどのような変化をするかを検討することが研究の主な目的である。
1.実験動物:ラット(Sprague-Dawley Rat)新生児、生後0〜3日目
2.創傷治癒モデルの作製:新生児ラットの背部に約1cmの全層皮膚切開創及び直径2mmの全層皮膚欠損創を作製し、経時的に創傷部の組織を採取し標本を作成した。
3.切片の作成:共焦点レーザー顕微鏡用の厚めの切片を、作成した。標本が薄い場合にはそのまま用いた。
4.一次抗体及び二次抗体による染色:作成した標本ないしは切片に対して抗体による染色を行った。細胞骨格に対する抗体(アクチン)は市販のものを用いた。
5.共焦点レーザー顕微鏡による観察:それぞれ染色体を行った標本を共焦点レーザー顕微鏡で観察をおこなった。三次元的な細胞骨格の構築の観察を行った。
6.写真撮影:共焦点レーザー顕微鏡でコンピューター処理した画像を写真撮影した。
7.結果:作成した創周囲では、アクチンは環状に配列していることが観察された。また三次元的にアクチンの輪状構造も観察された。
考察:以上の実験よりアクチンの環状構造は創収縮に強く関与している可能性が示唆された。今後さらに、時間経過及び創傷モデルの作成時期の違いによる比較検討を行っていきたい。また、それぞれの細胞骨格を形成する蛋白の相互の関係を観察検討を行っていきたい。

Report

(1 results)
  • 1996 Annual Research Report

URL: 

Published: 1996-04-01   Modified: 2016-04-21  

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