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マウス膀胱癌細胞MBT2に対するIN VITROにおけるCTLの誘導

Research Project

Project/Area Number 08771246
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Urology
Research InstitutionUniversity of Tsukuba

Principal Investigator

河合 弘二  筑波大学, 臨床医学系, 講師 (90272195)

Project Period (FY) 1996
Project Status Completed (Fiscal Year 1996)
Budget Amount *help
¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 1996: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Keywords膀胱癌 / 免疫治療 / CTL
Research Abstract

癌細胞で前処理されていない雌C3H/HeNマウスより調整した脾細胞をC3Hマウス由来の膀胱癌細胞MBT2と種々の条件で培養し、MBT2に対して強い細胞傷害活性を有するCTLの誘導を試みた。その結果、標的細胞に50Gyの放射線照射を行ったのちにhIL1(167U/ml),hIL2(50U/ml),mIL4(10U/ml),hIL6(134U/ml)及びmIFN-gamma(250U/ml)を各々の濃度で添加した培地を用いて脾細胞を培養する事により強い傷害活性を有するリンパ球が誘導された。これらのリンパ球は培養開始3週後より明らかに誘導され、dishに対して強い付着性を有していた。このリンパ球の誘導には特にmIFN-gammaの添加が重要であり、またMBT2のMHC-classIの発現がmIFN-gammaにより増強されることも示された。誘導されたリンパ球はE/T比2-4で添加した場合8時間後には60-80%のkilling活性を示した。リンパ球の表現型は大部分がCD3+CD4-CD8+でありこれらの所見は諸家により報告されているCTLのそれと合致するものであった。しかしながら傷害活性の特異性についてはC57B由来のメラノーマ細胞B16に対しても活性を示すことより、典型的なCTLの特徴であるMHC-class1依存性の細胞傷害と異なっていることが示された。今後さらにこれらのリンパ球の傷害活性について検討する方針である。

Report

(1 results)
  • 1996 Annual Research Report

URL: 

Published: 1996-04-01   Modified: 2016-04-21  

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