ムスカリン受容体刺激によるラット膀胱平滑筋の前初期遺伝子群の発現に関する研究
Project/Area Number |
08771267
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Urology
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Research Institution | 大分医科大学 |
Principal Investigator |
三股 浩光 大分医科大学, 医学部・泌尿器科, 助手 (60219714)
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Project Period (FY) |
1996
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1996)
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Budget Amount *help |
¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 1996: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | 膀胱 / 平滑筋 / ムスカリン受容体 / 神経ペプチド / c-fos / c-myc |
Research Abstract |
脊髄損傷や前立腺肥大症、糖尿病など種々の排尿障害を伴う疾患では平滑筋の肥大と増殖が起こり膀胱のリモデリングが起こる。平滑筋の肥大によって相対的虚血が生じ,膀胱収縮力が低下することがあり,また膀胱平滑筋の肥大や増殖が膀胱尿管移行部の機能不全を起こして膀胱尿管逆流症や水腎症を生じ、やがて腎機能障害を招くことが知られている。我々は膀胱のリモデリングに自律神経系の関与を示唆し,その際にFos蛋白及びMyc蛋白が平滑筋組織に発現していることも観察した。今回は10週令のSDラットの膀胱平滑筋95%O_2/5%CO_2で飽和したKrebs-Hansleit液中でインキュベートし、種々の自律神経伝達物質で刺激し,前初期遺伝子群の発現を解析した。凍結膀胱平滑筋よりて総RNAを抽出し,1%agarose/2.2M formaldehyde gelsで電気泳動し,ニトロセルロース膜にトランスファーする。^<32>Pでラベルしたc-fosとc-mycのprobeを用いてNorthern blotを行い,オートラジオグラフィーでc-fosやc-mycの遺伝子発現について解析した。carbachol,substance P,VIP,adrenomedulline等で刺激を行なったところ,c-fosとc-mycのmRNAは刺激前に少量発現していたが,刺激後はadrenemeddullineだけがmRNA発現を亢進させる傾向がみられた。現在その機序について詳細に検討しているところである。
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Report
(1 results)
Research Products
(3 results)