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培養プロワクチン産生細胞の増殖に対する神経ペプチドの作用

Research Project

Project/Area Number 08771312
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Obstetrics and gynecology
Research Institution山梨医科大学

Principal Investigator

端 晶彦  山梨医科大学, 産婦人科, 講師 (10208431)

Project Period (FY) 1996
Project Status Completed (Fiscal Year 1996)
Budget Amount *help
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1996: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Keywordsプロラクチン / プロラクチン産性細胞 / 増殖 / 神経ペプチド
Research Abstract

1 6週令雌ラットの下垂体前葉を分散単離し、得られた細胞を2日間血清含有合成培地にて前培養後、3日間無血清培地で培養した。この無血清培地による培養時に神経ペプチドを添加し、プロラクチン産生細胞の増殖に対する影響を調べた。増殖率は培養終了3〜24時間前にブロモデオキシウリジン(BrdU)を培地に添加し、増殖細胞を標識した後、培養細胞のプロラクチンとBrdUを二重蛍光免疫染色法にて染色し、増殖プロラクチン産生細胞を同定することによって計測した。
2 下垂体前葉細胞の無血清培養系がプロラクチン産生細胞の増殖を検定するのに適しているかを調べた。培地に10nMのエストラジオールを添加すると、インスリン低濃度の条件下ではプロラクチン産生細胞の増殖が促進されたが、インスリン高濃度の条件下では逆に抑制された。また、10uMのドーパミンを添加すると、インスリン濃度に関係なくプロラクチン細胞の増殖が抑制された。
3 増殖作用を調べる予定であった神経ペプチドの中で、性腺刺激ホルモン放出ホルモンおよび甲状腺刺激ホルモン放出ホルモンに関して検討を行った。性腺刺激ホルモン放出ホルモンは調べられた濃度の範囲内ではプロラクチン産生細胞の増殖に対して如何なる影響も及ぼさなかった。一方、甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン1uMを添加すると、インスリン低農度及び高濃度いずれの条件下においても予想に反してプロラクチン産生細胞の増殖が抑制された。
4 現在、甲状腺刺激ホルモン放出ホルモンの作用に関して、時間経過、濃度依存性を調べており、また、作用がエストラジオールの存在によって修飾を受けるか否かについても今後検討していく予定である。

Report

(1 results)
  • 1996 Annual Research Report

Research Products

(1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 端 昌彦: "プロラクチン産生培養細胞の増殖および細胞形態に対するドーパミンの作用" 日本内分泌学会雑誌. 73・2. 印刷中 (1997)

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Published: 1996-03-31   Modified: 2016-04-21  

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