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子宮体癌細胞と血管内皮細胞との接着におけるH型糖鎖に対するリガンドの解析

Research Project

Project/Area Number 08771359
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Obstetrics and gynecology
Research InstitutionKeio University

Principal Investigator

福地 剛  慶應義塾大学, 医学部, 助手 (70245554)

Project Period (FY) 1996
Project Status Completed (Fiscal Year 1996)
Budget Amount *help
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1996: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Keywords子宮体癌 / 転移 / 糖鎖抗原 / 接着分子 / 血管内皮
Research Abstract

(1)H型糖鎖に対するリガンドの検索:血管内皮細胞表面のH型糖鎖リガンドは、IL1-β刺激にて発現が増強する事が明らかとなった。IL1-β刺激した血管内皮細胞を破砕液中で超音波破砕処理し、lysateをPVDF membraneに固着させH型糖鎖付着ビーズによるdot blittingを行った。現在、実験条件に関して検討中である。
(2)接着阻害実験によるリガンドの検討:前述の方法と並行して、血管内皮細胞に対するH型糖鎖付着ビーズの接着阻害実験を行った。セレクチンを中心とした既知の接着分子に対する抗体を用いたが、現在特異的に阻害される条件を検討中である。
(3)リガンドの発現に関与する因子の検討:白血球細胞の血管内皮に対する接着に見られるように、様々なサイトカイニン刺激によって血管内皮細胞表面に異なる接着分子が発現し、H型糖鎖に対する接着性に変化を認める可能性が考えられる。現在主要なサイトカイニンに関して、血管内皮細胞表面のH型糖鎖リガンドの発現に対する影響を検討中である。
(4)癌細胞の転移に対するH型糖鎖の意義の検討:子宮体癌細胞の転移に関してH型糖鎖の普遍的な意義を確認するために、これまで用いた培養細胞株以外の株の表面糖鎖抗原の発現とin vivoでの転移能を検討中である。
(5)in vivo転移モデルの検討:H型糖鎖発現細胞の転移能マウス尾静注及び腹腔内投与によって検討したきた。今後より実際の転移形態を反映させるために、正所移植モデルによる転移様式の検討を行う予定とし現在準備中である。

Report

(1 results)
  • 1996 Annual Research Report

URL: 

Published: 1996-04-01   Modified: 2016-04-21  

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